店舗
様々な事情で店舗を売却したいと考えているなら、できるだけ高く売りたいと思いませんか？
そこでここでは、店舗を売却された方の事例や売却方法などについて解説していきます。
【売却事例】居抜きで店舗売却・譲渡したいと相談してみたら…
まず、居抜きでの店舗売却を検討したケース。長年ラーメン屋を経営してきたAさんですが、いったんお店を畳む目的で「居抜きの状態で店舗を売りたい」と管理会社に相談してみました。
この管理会社は入居時にも仲介を依頼していたため、きっと信頼できる買い手を見つけてくれると思っていたのですが…実際には「居抜きでの内装・造作の売買はできない」と言われ、やむを得ず原状回復工事を行うことに。結果、スケルトン戻しのために予想以上の費用がかかってしまったのです。
回避するポイント：居抜き物件専門の業者を探す
【売却事例】厨房機器の故障を内諸にした結果
10年ほど居酒屋を経営していたBさん。店舗を売却しようと考えたものの、お店はエアコンの故障や厨房機器の不具合、油を処理して廃棄するためのグリストラップの油詰まりなど、様々な問題を抱えていました。
しかしBさんは居抜き物件での売却を希望していたので、あえて「それらの不具合を購入者に申告せず」売りに出すことに。マイナスな側面を明かさない方が高く売れると思ってのことでしたが…結果、契約直前に店舗機器の稼働確認のため内装業者が入った際、購入希望者にその事実が伝えられ、取引は破断となってしまったのです。
回避するポイント：設備の欠陥・マイナス面は正直に申告する
店舗を売却するには
では、店舗を売却するにはどうすれば良いのか？というと、重要なのは「物件の貸主の許可を得る」こと。賃貸物件を店舗として借りている場合、一般的には自宅として利用する時同様、退去時に原状回復を行う必要があります。しかし、例えばあえて原状回復工事をせず、インテリアをそのままに「居抜き物件」として売るのであれば、その旨を貸主に説明する義務があるのです。
借りる相手が変わることを不安に思う貸主も多いですから、まずはそこでの店舗運営を終了し、売却したい旨を連絡しましょう。居抜きの理由まで、理解が得られるようしっかり説明するのがポイントです。
店舗を売却する方法は複数ある
所有する店舗を売却する場合は、大きく分けて3つの代表的な方法があります。それぞれにメリットが存在するので、確認しておきましょう。
買取専門業者に売却する
スピーディーに店舗売却を行いたい場合に挙げられるのが「買取専門業者への依頼」。これは店舗を直接買取専門業者に売却するというもので、間に人を介さないため即座に現金化したい方に向いています。ただし、そのいっぽうで相場より売却金額が低くなるのが一般的ですから、高く売りたい時には不向き、と覚えておいてください。
M&Aを行う
M&Aとは「合併、および買収」という意味で、店舗を買いたいと言ってくれる相手に事業ごと譲渡する、あるいは共同経営を行うことを指します。この方法だと経営不振でやむを得ず店を手放さなければならない…という方でも閉店せずそのままの場所で経営を続けることができ、かつ従業員等も引き継げる可能性があるのがメリットです。特にその地で長く商売を続けてきて、常連客や特別なノウハウがあるといった店舗であれば、買い手にとっては魅力が大きいでしょう。
居抜きとして売る
店舗の場合、前述した通り居抜き（原状回復工事を行わず、造作家具等をそのままにしておくこと）で売る、という方法もあります。賃貸物件の場合は基本的にはこの方法となりますが、貸主の許可が取れなければ売却は難しいと思いましょう。
居抜き売却は営業設備をそのままにしておけるので、工事費用を削減することが可能なほか「売却するギリギリまで営業できる」のがメリット。買い手にとってもその後の業態によっては開店コストが抑えられるため、双方にとって魅力的な方法です。ただし、事例でご紹介したように、基本的には居抜き売却専門の業者を探す必要があります。
業種別！売却価格に影響を与える要素とは？
店舗の売却を行う場合、それぞれに強みとなるアピールポイントがあると思います。しかし、業種によってはある程度重視される部分が決まっていることも。では最後に、居抜き物件の代表例である「飲食店」と「美容室」それぞれにおける売却価格に影響しやすい面を見てみましょう。
飲食店
飲食店の居抜き物件の場合、特別に高い価格で取引されやすい業種があります。それは「焼肉や焼き鳥、ステーキ、お好み焼き、中華料理など、鉄板を取り扱う」お店です。これは一般的に「重飲食」と呼ばれ、換気に気を遣う必要があるほか、電気やガスなどの設備に対する投資額が大きいからだと言われています。
また、近年新型コロナウイルスの感染拡大が問題となった際、多くの飲食店が困窮する中で人気を維持し続けたのが焼肉屋だとも言われています。おそらく換気設備が充実していること、調理工程がシンプルな傾向にあること、席ごとの距離がある程度離れていることなどが理由と思われますが、こういった面でも物件の需要が高まりそうです。
美容室
美容室の場合、重視されるのはインテリアより「幅広いメニューに対応する設備、および従業員のスキル」とされています。従業員のスキルについてはM&Aの際に重要となってくる点ですが、設備面では例えばシャンプー台やパーマ、カラーなどを行うための機器などが充実していると、買い手にとって魅力を感じやすいでしょう。昨今ではヘッドスパやヘアトリートメントなどシャンプー台で受けられる施術が人気なので、チェアの座り心地や施術時の体制など、機器の質も重視されそうです。
このサイトでは、売却理由ごとにおすすめの不動産会社をご紹介しています。どの会社に売却相談をしたら良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産を売りたいと思ったときに考えるのが、「どこの不動産会社に売ろうか」ということではないでしょうか。GoogleMapで「千葉市 不動産売買」と検索したところ（2023年1月23日時点）、111社とたくさんの企業が表示されます。このような多くの不動産会社の中から、できるだけ高値で売却するには、物件や売却理由にマッチしたところに相談するのが近道です。
ここでは111社の中から、不動産を売却する理由や売りたい物件に合わせて、千葉市の不動産会社をご紹介します。不動産売却は様々な手続きもありますから、税理士などの専門家へ相談ができるほか、万が一、仲介で売れなくても不動産会社が直接買い取ってくれ、さらに、いくらで売れるのか査定期間もしくは現金化までの期間を公式HPで明示している不動産会社を選びました。
相続による
売却相談なら
アルカンジュ不動産
（https://archange-re.jp/）
古家や残置物のある相続物件も売り主の負担なく売却できる
ひとり一人のお悩みに応じて、専門家が一緒に寄り添い売却方法を提案。古家や残置物がある場合でも売却できる。
住み替えによる
売却相談なら
センチュリー21
あさひアーバン
（https://www.asahiurban.co.jp/）
「売ると買う」を1社で完結。スムーズに住み替えできる
売却だけではなく、2,000件（※1）を超える販売物件情報を公式HPへ掲載。数多くの物件から住み替え先を選べる。
山林・農地
売却相談なら
小副川工務店
（https://osoegawa.jp/）
山林ならではの売却アドバイスや手続き代行もしてくれる
最短30分で査定金額を提示する工務店。農地だけではなく、山林の売却相談を唯一受けている企業。
■選定条件
GoogleMapで2023年1月23日に「千葉市 不動産売買」で検索し、表示された111社の中から、賃貸物件の仲介のみを行う不動産会社を除外。さらに不動産売却で司法書士など専門家相談ができ、売却手法として「仲介売却」のほかに「自社買取」にも対応し、査定もしくは現金化までの期間について公式HPで明記されている不動産会社を選出。
◇アルカンジュ不動産会社
相続した土地付きの古家を売却する場合、選定条件の企業内で唯一、古屋・残置物ありでも、そのまま売却できると公式サイトに明記していることから「相続相談のできる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元：アルカンジュ不動産公式HP（https://archange-re.jp/akiya_demerit/）
▼売却対応物件
参照元：アルカンジュ不動産公式HP（https://www.archange.co.jp/sale-contact/）
▼古屋・残置物あり売却可能
参照元：アルカンジュ不動産公式HP（https://archange-re.jp/faq/）
◇センチュリー21あさひアーバン
売却対応物件がマンションと一戸建て、販売物件が2,388件（※1）（2023年2月6日時点）と選定条件の企業内で最多の物件数を取り扱っていることから、売ると買うの一本化ができる「住み替えしやすい不動産会社」として選定。
（※1）参照元：センチュリー21あさひアーバン公式HP（https://www.asahiurban.com/）
▼税理士などの専門家との提携
参照元：センチュリー21あさひアーバン公式HP（https://www.asahiurban.co.jp/company/qa.html）
▼売却対応物件
参照元：センチュリー21あさひアーバン公式HP（https://www.asahiurban.co.jp/）
◇小副川工務店
選定した企業の中で唯一（2023年2月時点）、農地と山林の売却にも対応することから「農地・山林を売却できる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元：小副川工務店公式HP（https://fudousankaitori-lab.com/）
▼売却対応物件
参照元：小副川工務店公式HP（https://osoegawa.jp/company/）