不動産売却の教科書【千葉市編】 » 不動産売却にかかる費用やお金について知ろう » 仲介だけじゃない!不動産買取の価格やメリットとは

仲介だけじゃない!不動産買取の価格やメリットとは

仲介だけじゃない!不動産買取の価格やメリットとは

不動産を売却する場合には、広告宣伝してもらう「仲介」の売却と、不動産会社に直接買ってもらう「買取」という2つの選択肢があります。

不動産の売却と聞いてイメージされるのは仲介による売却方法だと思いますが、実は買取ならではのメリットも多いようです。では、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

目次

不動産買取とは?2種類の方法を確認

そもそも不動産買取とは何か?というと「不動産会社が、売りたい物件を直接買い取ってくれる」方法を指します。つまり、不動産会社自身が買い手となるわけです。売却活動によって買い手を探す手間が省けるため、一般的な仲介よりスピーディーに売買を完了できると言われています。これには以下2つの方法が存在するため、確認しておきましょう。

即時買取

まず、即時買取は仲介を利用せず「はじめから買取サービスを目的として、不動産会社に相談する」というもの。査定してもらい、双方がそれに合意すればすぐに売却が可能です。最短1週間程度で売れることもあるとされていますから、とにかく売却を急ぎたい方にとっては心強い方法です。

買取保証

対して、買取保証は「最初は仲介を依頼し、もし売れなければ買い取ってもらう」というもの。不動産売却において、売り手が最も不安に感じやすい点はやはり「もし売れなかったらどうしよう」でしょう。そこで、この方法では一定期間売却活動を行った上で、買い手が見つからない時に“保証”として買取サービスを利用できます。

この場合、一般的には3か月程度を目安として、売れなければ買取保証を受けるといった流れを設けている不動産会社が多いようです。先に仲介で物件の需要を確認できるため、予想外に好条件の買い手が見つかる可能性もあり、仲介と買取、双方の利点を得られるのがメリットだと言えるでしょう。

不動産の買取を依頼する5つのメリット&デメリット

不動産買取には、利用することによるメリットが複数存在します。今回は5つに分けてご紹介しますので、自分の目的に合っているかどうか見てみてください。

不動産買取のメリット

スピーディーに現金化できる

まず、買取のメリットとしては「スピーディーに現金化できる」という点が挙げられます。これはなぜかというと、仲介とは違い買取は不動産会社が取引相手となるから。

買い手を探す手間が省けるため、スムーズに物件を売ることが可能なのです。しかも売却活動や必要に応じたリフォーム、内覧対応、顔合わせなども不要となりますから、とにかく素早く売りたい方にはおすすめと言えるでしょう。

仲介手数料が不要

仲介手数料は、あくまでも「不動産会社に仲介を依頼した時」に、成功報酬として発生する費用。そのため、不動産会社に買取を依頼する場合には、直接会社に売却することになりますから、仲介手数料は必要ありません。

また、この仲介手数料がかからないので、仲介で売るより売却額が下がったとしてもそこまで損にはならない可能性も。査定額を照らし合わせ、どちらが得かしっかり考えたいですね。

査定額がそのまま買取金額となり、ギャップが少ない

売却の際には不動産会社に査定してもらいますが、仲介で売る場合には一定期間買い手が見つからず値下げ交渉をされた、タイミングが悪かったなどの理由で予定していた売却額が得られない恐れもあります。

しかし、買取であれば不動産会社の査定額がそのまま受取額に反映されますから、予想とギャップが生まれにくいのも魅力。特に家の住み替えを考えている方、転勤等で引っ越し費用が必要な方などは助かるのではないでしょうか。

内覧も不要

仲介で買い手を見つける場合、多くの売主にとって負担となりがちなのが「内覧」。これは物件を気になる人が直接住まいを見に来ることで、基本的には不動産会社がサポートを行ってくれますが、日程の調整やハウスクリーニングの手配、自力での掃除、パンフレットや資料の作成、物件を魅力的に見せる工夫…など、どこまで気合を入れるかによっては非常に労力がかかる恐れも。

しかし、買取であればこの工程は不要となりますので、負担が軽減されるのはもちろん、室内を誰かに見られる精神的なストレスもかかりません。

瑕疵担保責任が免責になる

瑕疵担保責任とは、例えば雨漏りやシロアリ被害など「売買後に欠陥や不具合が見つかってしまう」ことに対する売主側の責任。これは特に事前メンテナンスや解体などを行わず、建物と土地をそのまま売りに出す場合にリスクが高くなりがちです。

故意に隠した事実がなくても、買主を守る目的で万が一のことがあったら売主が改善費用を支払う(最悪の場合、取引が破棄されるケースも)義務を求められますので、心労は免れません。ですが、これも買取であれば免責されるのが一般的ですから、ホッとする方も多いでしょう。

不動産買取のデメリット

いっぽうで、不動産買取も良いことばかりではありません。場合によってはデメリットとなるポイントもありますから、チェックしておく必要があります。

買取に対応している業者を探す必要がある

不動産の買取は、仲介サービスを行っている会社ならどこでも対応しているというわけではない、と覚えておく必要があります。むしろ買取に対応している会社は限られているため、希望する場合ははじめから買取を検討している旨を不動産会社に相談しましょう。

特に仲介で売れなければ買い取ってもらえる「買取保証サービス」があると、売れないリスクが軽減されます。

仲介の相場より、安い価格での買取になる傾向

買取は一般的に、仲介で売却する相場よりも安い傾向があると言われています。これはそもそも仲介における購入者が「その物件に特別な魅力を感じているかもしれない」からで、その場合には予想外に高く売れることも考えられますが、不動産会社はその物件を活用する目的で買い取るケースがほとんどです。

参照元:SUMiTAS(https://sumitas.jp/sell/guide/395/

つまり、買い取った後に建物をリフォームしたり、解体したりといった費用を負担しなければならないのを前提にしている、ということ。その分の費用があらかじめ加味されるので、相場より安めに設定されるのですね。

ただし、売主からすれば解体やリフォームを自分で行わなくて良いので、結果的にコスパが高くなる可能性は否定できません。

不動産買取を選んだほうが良い3つのケース

不動産買取にはこのように、メリットとデメリットが存在します。後悔しない選択を行うためには、所有する物件には仲介と買取どちらが向いているかを見極める必要があるでしょう。

では、買取を選んだ方が良いケースとしては、どのようなもの挙げられるでしょうか?

所有する不動産の築年数が古い

まず、不動産の価値を決める指標のひとつに「築年数」があります。築年数が古いとそれだけ建物として活用できる幅が狭まりますし、住むにしてもリフォームやリノベーションなどが必要になってくるので、価値が付きにくい傾向が。

しかし、買取なら不動産会社が解体やリフォームを担ってくれますから、手間をかけずに無理なく物件を売ることが可能です。

とにかく手間をかけず、急ぎで売却したい

買取は、前述した通り非常にスピーディーな現金化が可能。早ければ1週間以内に取引が成立すると言われているため、例えば1月ごろから売却を始め、4月までには売らなければならないといった事情がある場合には助かるでしょう。

書類上の手続きなども不動産会社が相手になるので、スムーズな取引が見込めます。

事故物件である

心理的瑕疵があるケースをはじめ、所謂「事故物件に該当する」場合。こういった時にも、買取サービスは心強い存在です。事故物件を仲介で売るのはとても難しいので、プロの手に任せた方が無理なく売却できる可能性があります。

ただし、訳あり物件の買取は通常の不動産会社ではなく、そのような物件を専門的に取り扱っている会社を探すのがおすすめと言えるでしょう。

不動産買取の流れを確認しよう

最後に、不動産買取を行う際の流れを大まかに知っておきましょう。基本的には素早く売却できる方法ではありますが、特に急ぎの場合は必要書類等をしっかり揃え、取引に備えておかなければなりません。

事前に書類を準備しておく

買取の場合でも、不動産売却であるからにはやや複雑な手続きが必要になります。詳しくは不動産会社に尋ねるのが間違いありませんが、一般的には以下のような書類が必要です。

パンフレットは絶対ではないものの、物件の特徴を捉える上であった方がスムーズな流れで取引しやすいと言われています。

複数の不動産会社に査定を依頼

買取サービスを行っている不動産会社にも色々あります。1社のみで決めてしまわず、必ず複数の不動産会社を検討しましょう。なぜかといえば、それぞれに査定の基準が異なるから。

金額を照らし合わせた上で、適正価格で取引してくれそうな会社を探さなければなりません。ネットでの査定が可能な会社であれば、結果もメールで受け取れて手間がかかりませんから、ある程度の目安を見る上でも有意義だと言えるでしょう。

不動産会社を決める

不動産会社を決めるポイントは、査定額だけでなく「質問に対する回答が具体的、かつ的確か」「店舗に足を運んだ時の対応」などが挙げられます。査定額が高い、だけで決めてしまうと強引に契約を取ろうとする悪質な業者に引っかかる恐れもありますので、冷静な眼が必要です。

一番査定額が高かった会社とやり取りするにしても「なぜその値段になるのか?」を尋ね、回答が適切かどうかをしっかり確認しましょう。

契約条件について打ち合わせをし、契約締結

不動産会社を決めたら、条件について念入りな打ち合わせを行います。契約書に記した内容の通りに取引されるのが一般的ですが、念のため詳細は細かく確認し、認識の齟齬がないようにしましょう。

特に売却金額や引き渡しの日時などは重要なポイントです。ちなみに、これは後から変更は不可となっています。もし疑問があれば、必ずその場で解消してください。

契約書に記載された日程に合わせ、決済→引き渡して完了

あとは記載された内容で決済が行われ、日程に合わせて物件の引き渡しを完了します。住宅ローンの残債がある場合は、抵当権を抹消するために必要な手続きを必ずこの日までに行っておかなければなりません。

注意したいのが「決済日=引き渡し日」となるのが一般的というところ。家を引き渡したらあとは所有権が移りますから、それまでに引っ越しを決めておきましょう。

千葉市の土地や物件などを
売却できる不動産会社一覧

売却理由で選ぶ!千葉市の不動産会社3選

不動産を売りたいと思ったときに考えるのが、「どこの不動産会社に売ろうか」ということではないでしょうか。GoogleMapで「千葉市 不動産売買」と検索したところ(2023年1月23日時点)、111社とたくさんの企業が表示されます。このような多くの不動産会社の中から、できるだけ高値で売却するには、物件や売却理由にマッチしたところに相談するのが近道です。

ここでは111社の中から、不動産を売却する理由や売りたい物件に合わせて、千葉市の不動産会社をご紹介します。不動産売却は様々な手続きもありますから、税理士などの専門家へ相談ができるほか、万が一、仲介で売れなくても不動産会社が直接買い取ってくれ、さらに、いくらで売れるのか査定期間もしくは現金化までの期間を公式HPで明示している不動産会社を選びました。

相続による
売却相談なら

アルカンジュ不動産

アルカンジュ不動産公式HP
引用元:アルカンジュ不動産
(https://archange-re.jp/)

古家や残置物のある相続物件も売り主の負担なく売却できる

特徴

ひとり一人のお悩みに応じて、専門家が一緒に寄り添い売却方法を提案。古家や残置物がある場合でも売却できる

住み替えによる
売却相談なら

センチュリー21
あさひアーバン

センチュリー21あさひアーバン公式HP
引用元:センチュリー21あさひアーバン
(https://www.asahiurban.co.jp/)

「売ると買う」を1社で完結。スムーズに住み替えできる

特徴

売却だけではなく、2,000件(※1)を超える販売物件情報を公式HPへ掲載。数多くの物件から住み替え先を選べる。

山林・農地
売却相談なら

小副川工務店

小副川工務店公式HP
引用元:小副川工務店
(https://osoegawa.jp/)

山林ならではの売却アドバイスや手続き代行もしてくれる

特徴

最短30分で査定金額を提示する工務店。農地だけではなく、山林の売却相談を唯一受けている企業。

 

■選定条件
GoogleMapで2023年1月23日に「千葉市 不動産売買」で検索し、表示された111社の中から、賃貸物件の仲介のみを行う不動産会社を除外。さらに不動産売却で司法書士など専門家相談ができ、売却手法として「仲介売却」のほかに「自社買取」にも対応し、査定もしくは現金化までの期間について公式HPで明記されている不動産会社を選出。

◇アルカンジュ不動産会社
相続した土地付きの古家を売却する場合、選定条件の企業内で唯一、古屋・残置物ありでも、そのまま売却できると公式サイトに明記していることから「相続相談のできる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://archange-re.jp/akiya_demerit/
▼売却対応物件
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://www.archange.co.jp/sale-contact/
▼古屋・残置物あり売却可能
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://archange-re.jp/faq/

◇センチュリー21あさひアーバン
売却対応物件がマンションと一戸建て、販売物件が2,388件(※1)(2023年2月6日時点)と選定条件の企業内で最多の物件数を取り扱っていることから、売ると買うの一本化ができる「住み替えしやすい不動産会社」として選定。
(※1)参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.com/
▼税理士などの専門家との提携
参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.co.jp/company/qa.html
▼売却対応物件
参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.co.jp/

◇小副川工務店
選定した企業の中で唯一(2023年2月時点)、農地と山林の売却にも対応することから「農地・山林を売却できる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元:小副川工務店公式HP(https://fudousankaitori-lab.com/
▼売却対応物件
参照元:小副川工務店公式HP(https://osoegawa.jp/company/)

即日買取
信頼できる
千葉の
不動産売却会社

pick up!!
詳しくはこちら ▶