不動産売却では、まず不動産会社に査定を依頼します。とくに複数社に依頼されている方なら、お気づきかと思いますが、不動産会社によって査定価格にばらつきがあるのです。
しかし、なぜ査定価格に差が出るのでしょうか?
ここでは査定額に差が出てしまう理由や、査定時の注意点について解説していきます。
そもそも、なぜ不動産の査定額に差が出るのか?という問題ですが、これは「会社によって相場感や知識、市場動向の見方などが異なる」から。
不動産会社が査定の参考として使用するのが、公益財団法人(不動産流通推進センター)による「価格査定マニュアル」。中には独自の査定基準を設けている会社もあるものの、その場合もこのマニュアルを参考に作られると言われています。
しかし、参考元が同じなら価格は一律になるはずでは?と思います。例えば同じマンションの違う部屋等、構造等に違いが見られない物件の成約事例があればほぼ価格は変わりません。ですが、基本的には「条件が似ている別の物件」が参考にされるため、不動産会社の担当者によって判断が変動するのです。
つまり、参考にする物件が違うから査定額も変わる、というわけです。
不動産相場は、日々常に移り変わっています。季節で言えば転勤や就職、子どもの進学などで引っ越す人が増える1~3月ごろが売り時とされていますが、必ずしもその時に需要があるとは限りません。
開発等の理由から、そのエリアで土地や建物を必要としている人が増える見込みがある、築年数や所有期間がどの程度かなど、様々なタイミングによっても不動産価格は変動します。そして、タイミングの読み方も不動産会社によって異なるのです。
このように、不動産会社によって査定額が変わる理由はさまざま。気を付けたいのは、一括査定サイト等を利用した際に「1社だけ著しく高い査定額を提示してくる会社があった時」です。一見自分が所有する物件に高い価値を見出してくれたのだと期待してしまいがちですが、契約を取るためにあえて相場を大幅に超える金額を示しているケースもあります。
ある程度自分で相場を調べ、気になる場合は直接「なぜその金額になるのか」を具体的に尋ねてみましょう。
不動産を査定するには様々な指標がありますが、実は方法にも種類があります。大きく分けて2つのやり方が存在するため、それぞれの違いについても念のため知っておきましょう。
机上査定
まず、机上査定とは「過去のデータをもとに、不動産会社への訪問不要で査定を受ける」方法。ネットで不動産情報を入力するだけで簡単に結果が分かるため、早朝や深夜でも空き時間を利用して行うことができます。もちろん、家族やご近所に知られることもありません。
早ければ数時間~1日程度で結果が送られてくるのも魅力です。ただし、いっぽうで物件ならではの特性を的確に把握されるわけではありませんから、正確性に欠ける面はあります。本格的に不動産会社に頼む前に、ある程度の目安を知りたいという方におすすめと言えるでしょう。
訪問査定

訪問査定は、不動産会社に実際の物件を見てもらって査定を受ける方法。担当者がプロの目線で細かく査定額を算出してくれるため、机上査定に比べると正確性が高く、実際の売却価格に近い金額が分かりやすいのがメリットです。また、直接コミュニケーションを取ることで、信頼できる会社かどうか見極めることもできるでしょう。
しかし、もちろんその分スケジュールを合わせる、現地に同行するなど手間はかかります。査定結果にも3~4日程度かかりますから、仲介や買取依頼をする会社の目星をそれなりに付けてから利用するのがおすすめと言えるでしょう。
不動産査定は以上のポイントをふまえ、ある程度自分でも相場を知っておく必要があります。しかし、それ以外にもいくつかの注意点が。
以下を確認し、悪質な手口に引っかからないよう気を付けておきましょう。
まず、査定は複数の会社に依頼すること。1社のみの査定額を鵜吞みにしてしまうと、相場より大幅に低い、もしくは不自然に高い売却額となってしまうかもしれません。
一般的に便利とされているのが「一括査定サイト」。複数社にネットから簡単に査定申し込みが可能なので、手間がかからず比較もしやすいと言われています。
とはいえ、高い査定を出す会社=良い会社とは限りません。
前述した通り契約を取るためにあえて高額な査定額を出す会社もありますが、一括査定サイトはあくまでも「簡易診断」ですから、単純に実際の価値を誤って捉えている恐れもあるのです。
また、一括査定サイトを利用する際には他にも注意点があります。初めて不動産売却に乗り出す方は、以下の点を押さえて慎重に検討しましょう。
また、一括査定サイトには「囲い込み」のリスクも。不動産会社は主に仲介手数料で利益を得ているため、当然査定だけでなく契約を得ようとはたらきかけてきます。それが正しい営業ならば良いのですが、特にすぐ売れそうな不動産物件の場合、自社に決めてもらおうと強引な手段を取るケースもあるのです。
例えば両手仲介(買い手も自社で見つけることで、両者から仲介手数料を手に入れようとすること)を狙い、はじめは高い金額をわざと提示して契約を促し、後から理由を付けて懇意の買取業者に安く売る、等です。事前に専属専任媒介契約等の手段を取ることが多いので、その間情報を他社に流すことはありません。これは「囲い込み」と呼ばれます。
囲い込みを回避するためには「査定について合理的な理由を求める」のが大切。なぜその価格になったのか、どこで評価基準が上がったのか?を説明してもらい、納得できるかどうか考え得てみましょう。
このサイトでは、売却理由ごとにおすすめの不動産会社をご紹介しています。どの会社に査定をしてもらったら良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後に、不動産査定においてありがちな疑問について、Q&A方式でお答えしてみました。納得できない場合や匿名で査定してもらいたい場合、不動産を相続した場合、費用面が不安な場合などは、ぜひご参考ください。
A1.一般的には無料です。
査定の段階で料金がかかることは、基本的にありません。結果を受け取り、その後納得できる不動産会社が見つかったら媒介契約を結びます。物件の売買契約が成立した時点で費用が発生しますので、査定はお気軽に相談してみてください。
A2.はい、AI査定サイトなら可能です。
AIによる机上査定が可能なサイト等であれば、匿名での査定にも対応できます。しかし、その場合は正確性が低いのが難点。ネットからでも直接不動産会社とやり取りするのであれば、個人情報や物件情報などを知らせる必要があるでしょう。この場合は個人情報保護方針に基づき管理されるのが一般的ですから、信頼できるかどうかサイトポリシー等を確認してみてください。
A3.納得いくまで確認してみてください。
査定額は、基本的に目安です。高いからといってその通りに売れるとは限りませんし、安いからといって実際の売却で勝ちが上がらないとも言えません。もし納得できないのであれば、不動産会社になぜその価格になるのか?を確認してみてください。明確な根拠に基づく場合は、分かりやすく説明してもらえるでしょう。
A4.もちろんです。
相続財産として不動産を所有することになった場合、分割方法や評価額の算出方法でトラブルになるケースも少なくありません。そこで、一般的な売却相場を調べるために不動産会社に相談されるのが一般的です。裁判提出用等で公的な資料が必要なのであれば、不動産鑑定士にお問い合わせください。
いかがでしょうか?不動産の査定には様々な基準がありますから、不動産会社によって結果が違ったとしても、一概にどこが間違っているとは言えません。まずは理由を尋ね、その後の対応等を見て、信頼できる会社かどうか見極めたいものです。
不動産を売りたいと思ったときに考えるのが、「どこの不動産会社に売ろうか」ということではないでしょうか。GoogleMapで「千葉市 不動産売買」と検索したところ(2023年1月23日時点)、111社とたくさんの企業が表示されます。このような多くの不動産会社の中から、できるだけ高値で売却するには、物件や売却理由にマッチしたところに相談するのが近道です。
ここでは111社の中から、不動産を売却する理由や売りたい物件に合わせて、千葉市の不動産会社をご紹介します。不動産売却は様々な手続きもありますから、税理士などの専門家へ相談ができるほか、万が一、仲介で売れなくても不動産会社が直接買い取ってくれ、さらに、いくらで売れるのか査定期間もしくは現金化までの期間を公式HPで明示している不動産会社を選びました。
相続による
売却相談なら
アルカンジュ不動産
古家や残置物のある相続物件も売り主の負担なく売却できる
ひとり一人のお悩みに応じて、専門家が一緒に寄り添い売却方法を提案。古家や残置物がある場合でも売却できる。
住み替えによる
売却相談なら
センチュリー21
あさひアーバン
「売ると買う」を1社で完結。スムーズに住み替えできる
売却だけではなく、2,000件(※1)を超える販売物件情報を公式HPへ掲載。数多くの物件から住み替え先を選べる。
山林・農地
売却相談なら
小副川工務店
山林ならではの売却アドバイスや手続き代行もしてくれる
最短30分で査定金額を提示する工務店。農地だけではなく、山林の売却相談を唯一受けている企業。
■選定条件
GoogleMapで2023年1月23日に「千葉市 不動産売買」で検索し、表示された111社の中から、賃貸物件の仲介のみを行う不動産会社を除外。さらに不動産売却で司法書士など専門家相談ができ、売却手法として「仲介売却」のほかに「自社買取」にも対応し、査定もしくは現金化までの期間について公式HPで明記されている不動産会社を選出。
◇アルカンジュ不動産会社
相続した土地付きの古家を売却する場合、選定条件の企業内で唯一、古屋・残置物ありでも、そのまま売却できると公式サイトに明記していることから「相続相談のできる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://archange-re.jp/akiya_demerit/)
▼売却対応物件
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://www.archange.co.jp/sale-contact/)
▼古屋・残置物あり売却可能
参照元:アルカンジュ不動産公式HP(https://archange-re.jp/faq/)
◇センチュリー21あさひアーバン
売却対応物件がマンションと一戸建て、販売物件が2,388件(※1)(2023年2月6日時点)と選定条件の企業内で最多の物件数を取り扱っていることから、売ると買うの一本化ができる「住み替えしやすい不動産会社」として選定。
(※1)参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.com/)
▼税理士などの専門家との提携
参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.co.jp/company/qa.html)
▼売却対応物件
参照元:センチュリー21あさひアーバン公式HP(https://www.asahiurban.co.jp/)
◇小副川工務店
選定した企業の中で唯一(2023年2月時点)、農地と山林の売却にも対応することから「農地・山林を売却できる不動産会社」として選定。
▼税理士などの専門家との提携
参照元:小副川工務店公式HP(https://fudousankaitori-lab.com/)
▼売却対応物件
参照元:小副川工務店公式HP(https://osoegawa.jp/company/)